「自然破壊」とは何か?生態学の視点から考察して見る【第9章】
劣化し続ける日本の生息域
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注目したい点は、日本における湿地の減少。
【日本の湿地割合(現在)】
都市化や水田耕作面積の減少に比例して、これらの消滅が発生しています。
<a href="https://www.photo-ac.com/profile/426978">サンサン</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真
最近、街でトンボなどの湿地を生息拠点とする生き物を見かける機会が減りました。生物多様性の存続において、これらの陸水生態系、沿岸、海洋生態系、島嶼生態系の存続が極めて重要とされています。
以前に記述したように、地球のおよそ70%は水で出来ています。そのうち、97%は海水で我々人類が必要とする淡水はわずか3%程です。この淡水維持において湿地は地下の帯水層に水を補給し、泥やそこにある湿った草原は自然のスポンジとして雨を吸収し河川の氾濫を抑えます。
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