「自然破壊」とは何か?生態学の視点から考察して見る【第3章】
加速する都市化
1700年〜20世記(300年)にかけて、地球上の野生または半自然地域が高度居住地域へと大幅に人為的にシフトした。
加えて、人口の増加に伴い「農村地区」「農耕地区」「放牧地区」の割合が増加し、その影響で半自然地域の消滅が促進した。
ー原生自然保護のパラドックスー
このことから、これまで着目されてきた原生自然保護(アマゾン熱帯雨林等)から半自然保持に危機感がシフトしている。
半自然保護を私が強調する理由の一つに、原生自然保護に比べて取り組み易いという点が挙げられる。なぜなら、公園に木や花などの植物を植えることさえも、広義における半自然保護に繋がる。後に取り上げるつもりの、エコ活動も間接的な半自然保護活動といえる。
今更、原始時代の生活をするという話ではない。それは、限りなく不可能に近く非現実的であるが、半自然保護活動を促進し、自然と「共存」する事は可能なはずであり、今の時代を生きる我々人類がすべき事だと、私は考えます。
https://my-special-aquarium-studios.jimdofree.com/