my_aquarium_studios’s blog

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水換えのタイミングについて考えてみました。(承)

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上の表にまとめたとおり、アクアリウムにおける水質評価を主な7つに分類してみます。

 

1.pH...前回の記事で散々、語り尽くしたので今回は参考データのみで説明については割愛します。

 

2.KH...炭酸塩硬度は、主に海水魚水槽で重視される「アルカリ度」指数です。特に、淡水魚においてはディスカス水槽において測定を必要とされる数値です。また、水草の育成などでCO2添加を行なっている場合に、このKH指数が大きく関わってきます。要は、KHが低ならば→pHが変化し易い⇄pHが変化しにくい→KHが高であるという事です。

 

3.GH...総硬度、つまりは「カルシウムイオン(C a++)とマグネシウムイオン(Mg++)という事です。ここで注意すべき点は、GHはあくまで総硬度なので、C aとMgの比率までは測定できないという事です。

 

☆以上の、基礎知識を元にして測定方法としては「GH」を確認します。これにより、軟水(ミネラルの少ない)状態か硬水(ミネラルの多い)状態かの判断を行います。その後、水中炭酸塩硬度(アルカリ度)を確認し、pH(水中水素イオン指数)を調整します。

ここで注意したいことは、※{軟水=pHが低い,硬水=pHが高い}という式は成り立ちません

pHの昇降要因には、さまざまな因子が関係していることを理解しなければなりません。

 

4.SiOケイ酸塩は、水道水や床材、鉱物などのレイアウトに含まれる茶苔の発生源です。しかし、植物を含む生物が生きていく上でケイ酸塩は必要な物質である為0(ゼロ)にはできないので、吸着材等で分解・軽減する事が理想的です。

 

5.PO4リン酸塩は、水道水や餌に含まれる物質で生物にとって必要となる物質ではありますが、こちらも「ケイ酸塩」同様に茶苔の発生源となり、高濃度の場合は魚の保護粘膜に悪影響を及ぼしてしまいます。特に、生物の死骸などには大量に含まれる物質のため注意が必要です。

 

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少し堅い話になりますが、次回は上記に付随する他の要素について考察したいと思います。

 

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