自由研究
4.諦めましょう。 というのも、2.の時点で、見た目を損なう腐食物質「フミン酸」や「フルボ酸」はほとんど排出されており、「雑菌」や「害虫」も99%死滅していると考えられます。この中には、紅茶や茶に含まれている「タンニン(カテキン)」つまりポリフェノ…
皆様は、せっかく買った「流木」が思ったように固定できずに困った事はありませんか。 天然ものの場合、同じ形のものは瓜二つと見つからないことをわかっているからこそ、やっと出会えた理想の流木が上手く沈んでくれないと、気持ちが沈みますよね…。 そこで…
これまで、水質の要素について具体的に検証してきました。 これらの要素をしっかりと理解し、実施することで「良い水質」は必ず生まれます。「良い水質」は水に生きる生物たちにとって「長生き」「健康」を司り、また我々飼育者にとっても「快適空間」をもた…
前回の続きですが、 F e…鉄は、水草にとっての重要な栄養源です。しかし、高濃度の場合は魚にとって有害な物質となります。基本的に水道水に鉄は含まれていない(度外視数値)なので魚をメインとする水質の場合は気にしなくてよい。しかし、水草をメインとする…
上の表にまとめたとおり、アクアリウムにおける水質評価を主な7つに分類してみます。 1.pH...前回の記事で散々、語り尽くしたので今回は参考データのみで説明については割愛します。 2.KH...炭酸塩硬度は、主に海水魚水槽で重視される「アルカリ度」指数です…
アクアリウムを楽しむ上で、透きとおる程の綺麗な水がいっぱいの水槽を眺めていると、それだけで心が豊かになりますよね。 しかし、水は溜めておくと汚れます。生き物や植物を入れているとその頻度は早まります。※例外あり となると、掃除や水換えが必要にな…
-まとめ- 結論として、アクアリウムやテラリウムに石(天然石)を導入する事は推奨できます。 なぜなら、元々自然にあるものを水槽へ投入することにより「視覚的」にも「水質」においても良い効果が得られるメリットがあるからです。 また、デメリットについて…
では、アクアリウムやテラリウムでよく用いられる石の種類をみてみましょう。 アクアリウムやテラリウムで用いられる石を表にまとめてみました。 特に、着目したい点は石の性質の欄です。以前、水草のチャートで水槽内の水pHについて触れましたが、石を入れ…
テラリウムやアクアリウム、特に淡水魚をやっていると自然なレイアウトに近づけるため「石」や「流木」に魅力を感じますよね。 でも、種類も沢山あって天然ものだといいお値段ですし、「水質を変えてしまうから良くない!」という意見もありますね。そこで、…
前回からの続きです。 水草の3大要素については、『水草に必要なものって何だろう?【其のニ】』でお話しさせていただきましたので割愛し、ここでは最後のパート「カルシウム」「鉄」「マグネシウム」「硫黄」の4つの要素について調べてみました。 カルシ…
↑■水草に必要なものをイラストにまとめてみました。 ーまとめー 私の研究において「水草に必要なもの」は上図にまとめたとおりです。 基本的には、人工的な関与や新たなる外部要素は必要としません。 その理由を順に確認してみましょう。 まず、土台となる3…
※↑水草3大要素をイラストにしてみました。 ①窒素(N) →光合成を行う上で最も重要な元素。葉や茎の素となる栄養素。 =葉が黄味がかったり、小さい場合に窒素不足が考えられる ②リン(P) →ランナータイプの水草にとって重要な要素。 =ソイル系床材で新規に立…
アクアリウムにおける役者が魚の次に水草です。美しい水槽を創り上げるために、水草の存在は欠かせません。 しかし、それは綺麗で元気に育った水草に限ります。ふにゃふにゃに枯れた水草は、美しくありませんし水槽にとってもマイナスです。 では、どのよう…
-研究のまとめ- ドライイーストによるアルコール発酵については、下記の科学式のとおり説明ができ C6H12O6 → 2C2H5OH + 2CO2 また、実験により確認することができた。 ☆砂糖とイースト菌、水の調合が上手くいけばエアレーションのように連続的なO2(酸素)供給…
■実験にて検証を行う■ 1.ペットボトル(炭酸飲料用)に、およそ100:1の割合で砂糖とイースト菌を投入する。 2.1の容器に対して、70〜80%の水またはぬるま湯を加えて混ぜ合わせる。 3.中和剤(カルキ抜き等)を加え、蓋をして観察する。 およそ、1時間ほどで発酵(…
■日清フーズ株式会社「ドライイースト」 イースト菌とは... パンなどを調理するときに使用するのが一般的なイメージでしょう。単一の酵母(サッカロマイセス、セレビシエ等)を培養して作ったもの、それがイースト菌です。つまり、原料そのものは果汁や樹液の…
アクアリウムでの水草育成において、CO2添加が重要であることはご存知の方が多いと思います。その理由としては、植物の成長に光合成が不可欠であるためという点にあるかともいます。光合成は、その名のとおり光合成色素をもつ生物が「光エネルギー」を利用し…