my_aquarium_studios’s blog

This is the Blog for sharing research and ideas about my aquarium. If you have any questions and comments, please leave your commets in the article. And I have a webpage related to the aquarium. So please come over there from my page banner or URL in th

水換えのタイミングについて考えてみました。(結)

これまで、水質の要素について具体的に検証してきました。

これらの要素をしっかりと理解し、実施することで「良い水質」は必ず生まれます。「良い水質」は水に生きる生物たちにとって「長生き」「健康」を司り、また我々飼育者にとっても「快適空間」をもたらしてくれると思います。

 

アクアリウム(aquariums)=水生生物飼育設備を意味します。即ちアクアリウムとは、「水を創る設備」といっても過言では無いという事です。

 

そして、その方法を具体的にまとめると下記のとなります。

 

f:id:my_aquarium_studios:20200218200447j:image

 

Ⅰ.生体に適応した「水素イオン指数(pH)」の水質をつくり、同じく水質の「硬度(軟水/硬水)」を調整する。

 

Ⅱ.適正水質を維持する為に、正しい「ろ過」を実施(装置の設置)を行う。その際、ゴミや老廃物を取り除く「物理ろ過」を基準とし、好気性(酸素を好む)バクテリアを利用した生物ろ過」を積極的に行い「アンモニア」等の有害物質を硝酸塩化させる。

 

Ⅲ.しかし、Ⅱでは除去しきれない(または、許容範囲を超えて)有害物質が水槽内に確認できる場合は、適量の水換えを実施する。

 

Ⅳ.私的な見解ですが、タンクの新規立ち上げ時を例外として効率の良い自然循環を理想とする。また、過度な水換えは生体にショックを与えてしまう原因となる上に、「有機バクテリア」等の水質維持や魚にとって必要な要素をも取り除いてしまうため厳禁。具体的な頻度については、飼育している魚の数量・種別・大きさ・底材・レイアウト品・ろ過装置の規模によって千差万別の見解があるため下記に、いくつかの例を挙げております。

 

f:id:my_aquarium_studios:20200218194428j:image

以上、水換えのタイミングについて考えてきましたが、結論として答えは様々です。

実際、底材にサンゴ砂を使用した場合などでは長期にわたってアルカリ性が保たれ、有機物や窒素、リン含有量が低下し水質汚染が起こりにくいとされています。しかし、これもまた一つの指標に過ぎないため一概に全ての水槽に適応できる訳ではありません。

f:id:my_aquarium_studios:20200218194532j:image

世界に同じ水槽はひとつとして存在しないからこそ、アクアリスト達の日々の真摯な探究があり、その結果、沢山の素晴らしいアクアリウムを生み出しているのであると、私は考えます。

 

f:id:my_aquarium_studios:20200217150142j:image

https://my-special-aquarium-studios.jimdofree.com/