水草に必要なものって何だろう?【其の三】
↑■水草に必要なものをイラストにまとめてみました。
ーまとめー
私の研究において「水草に必要なもの」は上図にまとめたとおりです。
基本的には、人工的な関与や新たなる外部要素は必要としません。
その理由を順に確認してみましょう。
まず、土台となる3大重要素について
「水」→水の入っていない水槽は、水槽ではない。
「二酸化炭素」→生体の呼吸で自然発生する。
=不十分な場合はCO2添加で補う。
「光」→自然光およびアクアリウム照明で対応できる。
=60cm水槽の場合、1000lm以上でスペクトルバランスのよいものを推奨☆
次に、水質の見極めにつてですが「酸性」「中性」「アルカリ性」の状態を管理することが
重要になります。水草メインで見た場合、「弱酸性/軟水/p H5.5〜6.5」くらいが理想とされます。
この理由は、CO2や水草にとって必要な栄養素の吸収率が高いポイントであることから推奨されますが、
あくまでこれは水草に重点をおいた場合の話ですので、実際には生体の生存環境と調整する必要があります。
ちなみに、日本の水道水の平均的なp Hを下記の表にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→水草に必要なものって何だろう?【其の四】に続く。
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